2012/01/18

情報バブル崩壊しないように

以前ITは車趣味の敵、みたいなこと書いたが
実は車にとってIT様様の面もある

車の情報を伝える上で東京モーターショー等のイベント開催は重要だが
イベントの弱点は、開催地に近い人への伝達に偏ってしまうこと

例えば下記、東京モーターショーの地域別来場者数は
近郊の関東(東京、神奈川、埼玉、千葉のみ)の来場者数で約7割を占める
もう一つ東京ビッグサイトで行うJPCAショーの来場者数でも調べてみたが
やっぱり関東の人で約7割だ↓

でも日本の車の保有台数を地域別でみると・・↓
関東の台数は3割に過ぎない
関東以外の地域が7割だ

ちなみに国勢調査の地域別人口でも、関東は3割だった↓

なので東京開催のイベントはここでミスマッチが起こってる
本当は関東以外と関東の人に7:3の割合で伝えなければならないのに
逆の関東7割という構図になってる
関東以外の人や地方の人にうまく伝えられてないのだ

そんな時、ITによる車の情報伝達が活躍する
ITであればイベント開催地などに関係なく地方の人に情報を均等に伝達できる
パーツの販売なども店舗があるないに関わらず、オンラインショップで全国販売
することができる
ITのおかげで全国の車がサポートされてる面もあるのだ

さらにことマイナーな車にとっては
インターネットによる情報提供の恩恵は大きい
マイナーな車とは・・AZ-1とかね笑
こんな車の情報、インターネット以外ではほとんど流通しないからだ
車雑誌とかにももう全然載んねーもん
でもインターネットだったらマニアなAZ-1オーナーの方達がいろいろ深い情報を
載せてくれて、それが大変参考になるでしょう
だいぶ助かってると思うよ、古い車などはインターネットのおかげで
インターネットは情報の宝庫

ITのおかげでこんなAZ-1の貴重な映像も見ることができるし
ベスモ1992年12月号より↓
(この号は私も持ってます。まだDVDなどなくVHSで笑)
土屋さんハッちゃん若けえ~笑

でもね、先のことを考えるとITも未来永劫安泰ではないと思ってる
だって情報がものすごい勢いで増えてるでしょう
無限に
日本の車の保有台数も6千万台で飽和してるけど笑(国民2人に1台)
車はその辺で止まると思うが
情報は1人でこんだけとかリミットがないでしょう
いずれ10年後、20年後、ものすごい情報量になって
例えばヤフーとかの検索エンジンがもう全部の情報検索できなくなったりとか
その膨大な情報量を通信で飛ばすことができなくなったりとか

なんたって通信の帯域(電波)は有限
限りがあって貴重だから電波オークションなんて高値で取引されてる例もある
ましてやスマートフォンなんて現時点でも通信帯域アップアップでしょう
そこにもっとアプリもデータも通話者も増えたりとか
これから自動車や家電もIT使っていこうとか一同総IT時代に
向かっているわけでしょう
大丈夫なのかな・・

車の世界に例えると、道路インフラは全然増えないが
車の台数だけ無限大に増えるようなもんだよ
大渋滞必至みたいな
渋滞の損失をなめてかかるとものすごく大きいよ

そこで重要な技術の一つが
たぶんデータ圧縮の技術なんだと思う
例えばXVLとか
最近の3次元のメカCADのデータはそれはもう膨大で
おいそれとファイルの受け渡しとか閲覧共有とかできないのだが
1/100位に圧縮できりゃあそれはもうサクサクいけるってもんですよ
通信で送る場合の負荷軽減にもなる

ITも車も破たんせぬよう、無駄な損失を作らないよう
データ送信技術を磨いたり、道路改善したりしないとだめだね笑

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