2013/06/05

無駄に価値を見い出す、逆転の発想

「首都高速」
これは東京横浜の大動脈道路
横浜のベイブリッジは1989年に開通
そう、1966年生まれの私が社会人になった頃開通した
思い出の道路
今でもベイブリッジはその頃の最先端の道路だと思っているが
もうかれこれ二十余年も昔の老朽化した道路だ
時が経つのは早いね・・

その先のつばさ橋は1994年に開通↓
http://www.blueskyfuji.jp/_userdata/20130605wg1.wmv
ゼロ戦みたいな音になってますが笑

この広大な直線路はまだ交通量が少ない時
いわゆる湾岸族による最高速アタックの場所だった

でもここも20年が経ち路面の荒れが気になってきた
普通に流してると気付かないが
たぶん今300km/h出すとバンプで破綻するだろう
(絶対マネしないように)

トンネル内も100km/h以下でさえかなりゆれる↓
http://www.blueskyfuji.jp/_userdata/20130605wg2.wmv
出口のまばゆい光がかっこいいね

ここはまだよくて
昔からある東京港海底トンネルは1976年製、37年落ちだ↓
http://www.blueskyfuji.jp/_userdata/20130605wg3.wmv

この映画(1977年)の2分20秒目位から出てくる映像が
まさしくこの海底トンネルだと思う↓
(サーキットの狼)
http://www.youtube.com/watch?v=3wzJBTlS5tU
こうやって見ると、時代を感じさせるね

世の中道路の老朽化が進んでいるそうだ
トンネルの出口とは違い、先は明るくない

技術系のイベントも
新興国企業の出展が増えてきた
彼らのスマートフォンやノートPCの分解模型を見ても
最早技術力も何らそん色ない
簡単な「デジタル」の世界はハンデをなくした

「立場が逆になっただけ」
昔戦勝国アメリカにとって日本の電化製品は
眼中にも入らなかったが
ソニーのトランジスタラジオ輸出を皮切りに
テレビ、オーディオ、ビデオ機器などいつのまにか日本製が席巻し
アメリカの家電メーカはなくなった
それと逆の立場が今後日本で起きてもおかしくはない
ボヤッとしてると先は明るくない

アメリカでの日本の電化製品の後、日本車も
ホンダのCVCCシビックをきっかけに日本車輸出が台頭し
アメリカとの貿易摩擦にまで発展した
それと同じことが、日本で逆の立場で起こるのだろうか?

分解に詳しい技術者の話だと
今までの内燃機関の車の部品点数は数万点
もし電気自動車が普及するとその部品点数はわずか数百点
変速機も複雑な内燃機構もいらず、誰でも作れる
簡単な「電気自動車」は勢力図を塗り替えるのか
明るい兆しが見えない

一般消費者の趣味のイベントとは違って
技術系のお仕事向けイベントは、会社から交通費が出ないと
イベントにやってこれない
不景気のため、交通費が絞られてる面があるのも事実

どうやったら景気を回復できるだろう?
道路を景気よく維持できるだろう?

世の中「必要なものだけ」という生活必需品的な生活をしていると
それはここまであれば大丈夫、という上限があるため
景気の大きな回復は期待できない

それに対し、趣味の世界は上限がないのだ
車を改造するのに「ここまで」という線引きはない
エンドレスなのだ
改造にかけるお金も多くなる
そういう市場を伸ばせないか
(金額、参加人口)

道を走っていると気付くが
今でも車は高級車が多く走っている
そんなに金持ちがいっぱいいるのか・と疑うほど走っている
不景気なのが嘘なほど

実は車は昔から「背伸びするツール」だ
少し無理をしてでもより上の車を買う傾向がある
これもここまで、という上限はない
今でも、こんなご時勢でもその感覚はまだ生きている
その火を消してはならず
世の中魅力的なプレミアムの付加価値を持った車を
今後もどんどん出して、経済に貢献するようにしたらどうか

「無駄に高い車は、無駄ではない」

なんて思ったよ、今日

今日講演してた人は
プロダクトアウトでもなく、マーケットインでもなく
「マーケットアウト」なんて言葉も作り出していた
新しい考え方が必要なのかもしれませんね


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