2013/08/23

ガソリン50年史

そういえば京都のお祭りの屋台が爆発した件
よく考えたらガソリンというのはすぐ気化して、引火性がものすごく高くて
それを発電機使う時は皆使ってるのだから
危険と言えば危険だったんだね
家の灯油とは格が違うのです灯油とは

こういう時、エネポっていうのは発電弱いかもしれないけど
カセットボンベ式で、安全で、いいかもしれないね

実は私もガソリンを持ち歩いたことがあります
それはレーシングカートの時
後ろにありますね
爆発したのと同じ20リッターのガソリン携行缶と
2サイクルオイル混合用のポリタンクが
(正確には友人のです、これに2台分のガソリンを入れてった)

使ってた当時は何も気にしてなかった
いきなりボコッてフタ開けてたよ、たしかに

まずポリタンクに入れて、25対1とか30対1で
2ストレーシングオイル(1リッター3,500円位する!)を混ぜてから
カートに給油するんだ

ちなみにカートのガソリンタンクは股の間にある
5リッター入ります

なくなるまで乗ると、けっこうヘトヘトになるかな
(横Gでものすごく疲れる)

小さそうに見えて、車幅は1,350mmあるから
もうほとんど軽自動車と同じ位あるんだよね
(全長は約1,800mm)
そこにレーシングスリックタイヤ
いわゆる冷間時は全く食い付かなくて
タイヤ温度が上がってくると鬼のように食い付くってやつ

そして車高はこれだけ低いんだから
(地面スレスレ)
そりゃ速いよね
ギヤ比を合わせれば一気に加速して100km/h位出ます
そして異次元のコーナリング
車好きでカートにハマる人はけっこう多いです

レーシングカートとスケートはちょっと似ていて
少し乗れるようになるとスピード出すのは簡単なんだけど
止まるのが難しいんですこれが
スケートもよく止まれなくなってる方がいらっしゃいますよね笑

普通のカートはリヤブレーキしか付いてないので
ちょっと踏み過ぎるとすぐロックしてあっという間にクルッと
スピンしてしまいます
一度スピンすると直結のカートはもうエンジンが止まって
動かなくなります(降りて再度押しがけが必要)

うまい人はフルブレーキする時必ず直立姿勢でかけて
ロックしてもスピンせず耐えてるけどね
玄人はブレーキングが違います、カートもスケートも
いかに飛ばすかじゃなくて、いかに止まるか
それでカートはラップタイムを稼ぐ

話がそれたが
ジムニーのワイルドグースも
燃料の携行缶を扱ってるんだ
すごい自衛隊御用達の
さすがワイルドグース

ジムニーで車中泊してても
ガソリン携行缶がほしくなる時がある
それはえんえんと続く山の中で
ガソリンスタンドがないから
(こんなとこあるか!)

昔はガソリンスタンドも
危険ということでセルフ給油なんてなかったが
いつの頃かな、個人で給油できるようになりましたね
実は自分で入れてみたかったんだ笑

でもあまり油断しない方がいいね
冬なんてバチッて静電気起きるもんな・・

昭和41年生まれの私が中学生の頃までは
無鉛ハイオクガソリンもなかったからね
ちょうど16歳になってバイク乗る頃に
無鉛ハイオクが出てきたと思う

もっと小さい頃は有鉛ハイオクだからね笑
鉛成分が含まれてる
昔のハコスカなどのスポーツカーは有鉛ハイオクだった
公害のもとということで製造禁止になりました
今や有鉛とか無鉛とかも言わないか
単に「ハイオク」だな

長く生きてるとそういう変遷も見てきてるんだな
昔はラジアルタイヤやチューブレスタイヤもなかったけど笑

うちの親父のS42年式オンボロコロナは
シートベルトすら付いてなかったけどね(マジか)

当時はカセットテープのカーステを付けてるとすごかった(ええっ)

私が車の免許取った頃は
「フル装備」なんて言葉が誇らしげにあったけどね
えーとなんだっけな、車に
カーステとエアコンとパワーウインドウとパワステが全部付いてると
フル装備だったかな
これが全部付いてるのが珍しかったんだ(うひゃー)

中古車のカーセンサーとか見ると
「ソアラ、憧れのフル装備」なんて言葉が踊ってたけどね
今やそんなの当たり前になって死語となりました

この車はピュア過ぎて
パワステもパワーウインドウも付いてない
今となっては超希少な車です
路面の状況をダイレクトにハンドルで感じます

たぶん今時の若者がもしパワステ付いてない車に乗ると
「この車ハンドルが壊れてる」って言うんだろうねきっと・・
重くて回せなくて

おっと最近昔話ばっかりですね
あーいやだいやだ歳取ると

0 件のコメント:

コメントを投稿