2013/10/08

負の面も、認識する

車の長い歴史を振り返ると
昔はよく車に「当たり外れがある」なんて言われた

機械精度が低かったので、同じ車種でも
運悪くあまりパワーの出ない車
もしくは逆にたまたまいい条件が重なって
すごくパワーが出てる車がある、なんて言われた
「いやあ俺の車速い、これ絶対"当たり"だよ」
なんて感じで使われた

あながち嘘でもないだろう
多少の当たり外れはあったと推測できる
個体差、バラつきがあるからこそ
"公差"とか"歩留り"なんて言葉も存在する

気が付くと最近この"当たり"なんて言葉は
車で聞かなくなった
機械精度が相当上がったのだろう

その表れは「車に慣らしなんて不要」なんて言葉が出てきたり
オイル交換を数万kmしなくてOKなんて車が出てきたりする
ところからも見てとれる
(もちろんオイルとかの性能も上がってるのだろうが)

しかしだ

最近たまたま
「バンディット1200ってどんなバイクなのだろう?」と
しげしげホームページを見てたら
けっこう性能いいんだね、このバイク
ここの方のページにいいことが書いてあった

一番最後に
新車なのにオイルが激減りする、という主旨が書いてある
つまるところそれは明らかにおかしくて
無事クレーム修理でヘッドをO/Hして事無きを得たが

最近の新車でもこんなことあるんだね~という例ですね

このようなことを考えると
やっぱり私が最近話題にした「並行輸入車」
ちょっと恐いかもねえ

基本的にメーカのクレームは効きません
いちかばちか、です笑
買って壊れなけりゃもうけもん、みたいな

私のシグナスX(台湾並行)も、買う時に何か保証について
店と話し合ったわけじゃありません
証書もありません
なんとなく買いました

あるのはこのよく読めない、日本では使えない書類が
一式入ってるだけです笑

並行で売ってるシグナスX
まあ店もそれで何かあった時に店の信用を失うわけにはいかないから
あまりにもひどいのは自主的にきっと直してくれると思いますが
でも口約束です笑
これはもう、信用のおけそうな店で買うしかないですね


あと少し用心しなければならないのは
最近新しいジャンルで「三輪トライク」がよく売れてることですね
大々的に新しいメーカも出てきた↓
http://response.jp/article/2013/10/03/207794.html

こいつの利点は、バイクのようだけど、バランス取らなくていいので
四輪の普通免許で乗れることですね
(サイドカーは三輪だけど車の免許じゃ乗れないが、それはおいといて)

はっきり言って一般の四輪免許しか持ってない方が
大型バイク乗ろうと思って、大型二輪免許取るのが
一番面倒くさい
四輪免許で乗れる大型バイクがあったらもうけもんみたいな感じだ
ひょっとすると今のご時勢、適度に人気が出るかもしれません

ただ
手放し運転も余裕でできるかもしれないけど
手放しで喜べないのは
三輪は三輪の「危険」があることです

三輪は四輪より、不安定です
あまりにも横Gがかかったり、IN側を何かに乗り上げると
引っくり返る危険性があります

最近の人は知らないかもしれないけど
過去を振り返ると、昔は三輪のATVバギーというのがあった
あったけど、ここに書いてある通り、引っくり返って危険ということで
アメリカで製造中止になった過去がある
今は四輪のATVバギーのみだ
三輪バギーは抹殺されたのだ
もうヤマハ博物館にも並ぶことはない、たぶん

という同じことを繰り返さないようにしないとなりません
安全に十分配慮して

最近世間で車の事故が多いので・・ね
三輪で高速道路でスピンしてあっという間に引っくり返っちゃったじゃ
洒落になりませんから
(二輪もあまり人のこと言えないけど・・)

バイクベースの三輪はホイールベースが極端に短いから
ちょっと切っただけでクルッとスピンする危険性は高いです
AZ-1だってショートホイールベースで恐いのに・・

危ない面は危ないとちゃんと伝えて
用心して楽しみたいですね

SWOT分析のように
ちゃんと弱みも認識しておくことが
必要なのかもしれませんね

0 件のコメント:

コメントを投稿