2013/11/19

日本の優れた道路、優れた原付

昨日房総ゴルフの行き帰りに首都高速の
ベイブリッジ、湾岸線、東京アクアラインを通ったが
ここは日本一優雅で、きらびやかな道路でしょう
昼は広大な海景色を、夜は都会の摩天楼を眺めることができる

こうやって考えると
日本は道路が優れてる
日本の道路の普及度は、世界に比べてどうなんだろう?
ちょっと調べてみた
すると道路密度(国土面積に対する道路総延長km)で
世界一なことが分かった

ちなみに車密度(国土面積に対する総保有台数)でも
世界一だった

人口に対する道路密度や車密度は1位じゃなかったけど
それでも日本は小さな国土で道路や車が頑張ってる
生産台数でも日本のメーカは世界1位だし
車バイクは日本の一大産業だね

もう一つ日本の車バイク社会の特徴として
「原付」が挙げられる
下記グラフの通り、日本は二輪の保有台数を見てもほとんどが原付
特に50ccなのが分かる
最近四輪の車の世界では
やれ軽自動車が人気だ、乗用車の全保有台数6千万台のうち
3分の1の2千万台を軽自動車が占めている、とか言われるけど

バイクの世界は、四輪の軽自動車に相当する原付が
ダントツの保有台数を占めているってわけだ

原付のよい点は
おとといのように1日中いろんな所走り回って
「ガス代がカスみたいなこと」
リッター35km走ると、200km走ったとしても6リッター程度です

そして「渋滞最強」
休日の東京行く幹線道路なんて渋滞だらけでいつ着くか分からないけど
原付なら渋滞知らずで予定通り着く
バカ高い首都高も使わなくて済むので
往復でけっこうかかる高速代も節約できる

最近首都高高いからなあ
ほんのちょっと乗っただけですぐ800円とか900円取られるし
(横浜~アクアライン入口)
それだけでチャーシューメン食べられるよ
(すぐラーメン換算する笑)

難点は
逆に「高速道路乗れないこと」
すいてれば高速道路の方がぜったい速い

後は「走りに余裕がないこと」
しょせんは原付です

まあ原付は買い物に、仕事に使い勝手がいいので
日本の警察や郵便局や新聞配達はこぞって原付を使用します
海外にはない風景でしょう

その警察や郵便局や新聞配達がいま
歴史的な変革を遂げようとしている(何何)

それは定番だった「スーパーカブ」の使用をやめようとしていること
最近交番のバイクも、リード110とか使用しているでしょう
今日見たら郵便局もベンリィとかいうのを使っていた

たぶんおまわりさんは1960年頃からずーーーーっと
50年間、半世紀に渡ってカブ一筋で使ってきたはずだ
それがここにきて急になくなろうとしている

そもそもおまわりさんや郵便局がカブにこだわる理由は
なんだったんだろう?

推測すると
・カブは非常に丈夫だった
 カブに比べたらスクーターはきゃしゃでおもちゃのようだった

・カブは非常に燃費が良かった
 警らでたくさん乗っても経済的だった

この2点だったんじゃないかと思う
しかし昨今では
・スクーターも丈夫になった
 例えば私の前車GTR125は約8万km何の問題もなく走った
 最後一時停止とともにストンとエンジンがかからなくなり
 息絶えたが、その後バイク屋ですぐ復活して
 中古で売り出してたし、まだ使えた

 GTR125最後の雄姿(2012/12/27)
その場でシグナスX購入となりました

そして
・スクーターは燃費も、2ストをやめてがぜん良くなった
 前車GTR125はちょっとハッピーメーターだったけど
 街中リッター40km、ツーリングでリッター46km走ったし
 現車シグナスXもリッター35km走る
 二種カブに比べてもそんなにそん色ないはずだ

というスクーターの進化もあって
ついにカブ一辺倒じゃなくなったんじゃないですかね
寂しいやら、新しい時代の幕開けか、と
ちょっと複雑な気持ちですね

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