2014/01/25

リバイバル・イノベーション(造語)

昨日は破壊的イノベーションの話をしましたが

歌で破壊的イノベーションを駆使したのは
Ms.Lady Gagaでしょうね
もう既成概念を無視した振る舞いばかりで
(スカルの化粧・・)
つい食い入って観てしまう

さて今日はリバイバル・イノベーションなんてのを勝手に作って笑
学んでみましょう

ちょっと脱線して(のっけから・・)
トヨタが新型のタクシーを狙ってるようだ
http://www.asahi.com/articles/ASG1K4330G1KOIPE11S.html
抜け目ないねえ~タクシーまで

記事によるとこれを機にコンフォートの生産をやめると書いてある
コンフォートと言えばご長寿車
1995年からなんと20年間モデルチェンジしてなかった

ということは現存ご長寿車日本一は・・ジムニーになる?
1998年からモデルチェンジしてない

最近のくるまづくりのイノベーションは
モジュール設計、共通プラットフォームの部品共用

しかしなんだか最近初めての技術みたいに宣伝してるけど
ジムニーは昔から共通車台構想だ
なんたってラダーフレームにドンガラ乗ってるだけだからね笑
http://www.4x4magazine.co.jp/jimnyreport/443/

ラダーフレームは軽トラと同じ構造だ!
http://www.suzuki.co.jp/car/carry/capacity/index2.html

昔の車はみんなラダーフレームで共用してたけど
いつの頃からか個々のモノコックフレームになって
ラダーフレームの乗用車はジムニー位になって
世間から忘れ去られてしまった

そこにまたラダーフレーム構想に戻るような共通車台設計へ
20年も経つと忘れ去られて、あたかも初めての技術のように
見えるんでしょうね
これをリバイバル・イノベーションと名付けましょう笑

VWが昨今とみに提唱している「ダウンサイジング・ターボ」
なんてのも、日本では1990年以前から
アルトワークスで既に550ccのダウンサイジング・ターボを
実践している
550ccでそんじょそこらの普通車より速いんだから
なにも今始まったわけじゃない
日本では軽自動車で当たり前の技術だ

今年の目玉は着せ替えカーの新型コペン
見よこの東京オートサロンのドンガラ笑
しかしこれも車通は知ってるんだけど
20年前に既にAZ-1がこの着せ替えコンセプトでした

当時の、1992.11のカーグラフィック誌より
まあ20年も経つと普通の人は知らないんだろうね
だからリバイバル・イノベーション効果をふりかざすことができる

これは最近ちまたで大騒ぎの3Dプリンタもそう
実は3Dプリンタ自体はやはり20年前からあったそうだ
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1310/25/news053.html
なにもつい最近始まったわけじゃない
話題的にはあたかも最近新登場の分野のようだけどね

つまりリバイバル・イノベーションとは
過去の技術でもう一度駆使できそうな、今となっては埋もれた技術があったら
それを引っ張り出してきて、焼き直し、あらためて再利用する
リサイクル・イノベーションでもいいか笑
なんて技も使えるかもしれませんね

もしかするとあと10~20年も経てば
ブラウン管のモニタを見たことがある人なんていなくて
もう一度ブラウン管のモニタを発売したら
「なにこの塊感、見たことなくてかっこいい!」
とヒットするかもしれませんね笑


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