2016/09/06

新語「プロダクト・ハザード」に挑むカワサキの二輪

昨日ブログのページビュー数が4500いきました
(過去最高クラス)
いつも読んで頂きありがとうございます~

今日はちょっとしんみり真面目な話
(またアクセス落ちるぞ~笑)

今朝の朝日新聞は1面からトヨタのAI特集だ・・
いま世の中の凄腕技術者が車に集まってます 

現トヨタの社長さんがすごいから
チャレンジがすごいですね
AIや自動運転もすごいですが

車とインフラ(建造物)が似てるのは
自ら「プロダクト・ハザード」を持ってること

いま作りました「プロダクト・ハザード」笑
ヤフー検索日本で一番乗り~
バイオハザードしか出てきません笑

ここで言うプロダクト・ハザードというのは
自ら危機レベルを持ってリプレイスを促すこと

インフラ(建造物)だと
「耐震基準」だね
耐震基準に達しないものは新しい建物に換える

二俣川の運転免許試験場も

ついに建て替えです
長年頑張りました~

自動車も似たようなのがあって

一つは
「衝突安全基準」
衝突安全ボディ、エアバッグ等
基準を満たさない車は危ないので買い換えさせる

20年前の車は

まだエアバッグが付いてませんでした

二つ目は
「環境基準」
排ガス濃度、燃費達成等
基準を満たすとエコカー減税があって買い換え促進

よくこれから日本はインフラが老朽化して、メンテに金かかって
不景気に陥るという予測が出てますが

私は逆だと思うな
ちょうど高度経済成長期に作ったインフラの建て替えが来て
内需が高まり、景気は回復~安定期に入ると思ってます

真面目なグラフ
(誰も見ねえよ!)
戦後20年ごとに区切って
内閣府のGDPの名目成長率と
トヨタの販売台数推移を見てみましょう

戦後復興の20年(驚異的な成長率)

バブルまでの経済成長の20年を経て
F40をもって、日本の高度経済成長期は終りました

ピークを過ぎた「失われた20年」
2ドアスポーツカーが消えていきました・・

いまその後の20年に入ってますが

戦後成長期に作ったインフラが40年経って
老朽化し、耐震基準が甘いものは建て替え期に入ります
日本の仕事が増えます
古風な東急文化会館から
渋谷ヒカリエに変わりました

中国などの大国経済ショックももうないので
(中国ほどの大国が無い)
日本の経済は安定期に入るのではないでしょうか

経済が安定すると、車も自然に売れていきます~

もちろん技術力の革新はかかせません

自動車においては前述の衝突安全、省燃費に加えて、
ダウンサイジング・ターボ技術、ディーゼル技術、ハイブリッド技術・・
と新技術の登場にいとまがないですが

これらの技術が全く関係ない世界があります(全くでも無いけど・・)

それは「二輪」

衝突安全ボディも、乗員安全もほぼ関係ありません

三菱自がごまかしてまで達成するような燃費規制も
エコカー減税もありません笑

つまり自ら科すプロダクト・ハザードがありません

たぶんこんな二輪の世界を
二輪専業メーカ(四輪が無いという意味で)のカワサキは
背筋が凍ったのではないでしょうか?
(勝手に想像)

もしかするとそれを克服するために
技術の塊りのようなフラッグシップが誕生したのかもしれない

「Ninja H2、H2R」

実質、量産車レベル初の完成度の高い過給機技術
(ダウンサイジング・スーパーチャージャー)

電子制御スロットル、完全ECU制御の機関制御
トラコン、ABSによる四輪に負けない車体制御

それでいて単に技術だけというつまらないものではなくて
「エモーショナル・ミックス」(これも今作った笑)

感性と最高出力性能も兼ね備えた
(量産車初の400km/h達成など)

そしてそれが市場で成功した!
(話題騒然となってみんな買いました!)

という存在が、Ninja H2ではないでしょうか

この手ごたえを見てカワサキが動きました

カワサキ車の販売網を再編
http://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20160616_1.html

これだけの変更は賭けに近いですが
自ら退路を断ちました

技術を駆使した次世代フラッグシップの開発
(川崎重工業・中期経営計画より)
http://www.khi.co.jp/ir/pdf/presentation_1604_2.pdf

一本気のカワサキが二輪技術の世界最先端を目指します

漢カワサキ+インテリカワサキ笑

実現すれば、天下無敵です

・・すみません全部フィクションです汗
(フィクションかよ!)

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